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日曜日にブラリと京都に出かけました。いくつかの建物を見てきましたので、書いてみます。

  • 修学院離宮

<寿月観>

後水尾上皇直筆の扁額「寿月観」

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襖に描かれた絵、虎渓三笑(こけいさんしょう)があります。

虎渓三笑:儒、仏、道の三賢者が一同に合して話をしたところ、お互いにつきない興味を感じ、すっかり夢中になってしまったという故事

 

<客殿>

一の間にある高さを変えて設置された5枚の欅板、霞が棚引くさまを表した霞棚です。桂離宮の桂棚、醍醐寺の醍醐棚とあわせて、天下三名棚のひとつです。

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まるで飛び出るかのような鯉の絵、網がかけられていて、出入りができるように網に綻びがあります。

欄干の造作が網を投げたようなきれいな網柄となっています。

<隣雲亭>

離宮内の最も高いところに位置するのが上御茶屋隣雲亭(りんうんてい)です。シンプルに縁に腰かけて眺めを楽しむところのようです。この建物は1677年に焼失したため、1824年に再建されています。特に装飾性がなく、こけら葺、入母屋造です。三和土に埋め込まれた赤と黒の小石「一二三石(ひふみいし)」です。

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<窮𨗉亭(きゅうすいてい)>

人工池・浴龍池(よくりゅうち)の岩山に建てられています。造営された当初の建物らしいです。四方の板をはずすと、オープンな間が現れるとのことでした。

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<千歳橋>

石の橋台に橋板をわたし、宝形と寄棟づくりの屋根をかけた屋形橋です。宝形の屋根には鳳凰が置かれています。

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