年末のひととき

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人はぼんやりと何気ない風景やオブジェクトを愉しむことがある。「ぼんやり」、「何気ない」との所作の言葉が幸福感につながる。

特に、ガラス越しにポカポカと午前のあたたかい陽が差す光の柔らかさは、その幸福感を一掃盛り上げる。

写真をご覧いただこう。

眼をケアした人がそばにいるのだろうか? 

ボトルトップの泡が使ったばかりの様子をものがたり、

光の透け方から、液体が底にたまっていて、丁寧に最後まで目薬を使い切る寸前の様がわかる。

また、長く伸びた影が冬の日差しを教えてくれる。そして、クリアで染み入るような影が空の碧を引き立てる。想像というのは楽しいものである。学生時代にガストンバシュラールを勉強会で取り上げて、その観察表現に感動したことを思い出す。イマジネーションを味わい拡大させる楽しみの感動を。

さて、ここから少し宣伝になるが、このオットマンの革、素晴らしいです。イタリアの最高峰の革ざわりが少し伝わるでしょう。

Poltronafrau。

もう少し拡大してみると、アレルギーが始まったことが読み取れる。アレルギー専用の目薬だ。今期もいよいよケアスタートです、皆様大丈夫でしょうか?!

さて、お薦めのソファはこれです。

ここから見える風景は、頭書の大量生産の目薬ケースとことなり、丁寧に一つひとつ手作りする家具工場での工程です。時間をかけて皮をなめし、着色し、型紙に合わせてカット、次工程でパーツ毎に縫製、さらにその先の工程。。。におくる、そのような工場見学したときの風景が目に浮かんできます。

2018年の新作です。3分割可能ですので、運搬もOkay。

色褪せない思い出をつくる傍には必ず家具があり、時を刻み、記憶する。Poltronafrauで幸福な時を刻んでみませんか?

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