●原点回帰
事業というのは、いつも、順風満帆とは限らない。社会・経済の変化や取引先の変化を常に受けて成り立つのが事業だから、その変化の影響をうけて、行き詰まり、計画通りに行かないことが多々あるわけです。
そんなとき、原点回帰が新たな意欲を湧き上げる原動力となることがあります。
今年は「原点回帰」をテーマに年初のスタートを試みたい。
つまり、経営や事業の基本に戻る、起業したときの初心に立ち戻って考え、出発点の発想で新たなチャレンジ精神を確認することです。
裏返すと、この会社は「何のために存在しているのか?」この自問になります。この自問によって、方向と目標のズレを修正し、事業の選択と集中を確認できると考えます。
いつも、原因と施策のPDCAのみでは、粒度が細かすぎて、大きな変革ができないことがあります。原因と施策が+10%の積み上げを意識するなら、自身の存在を自問することは、+30%の伸びを創る施策といえます。
発想の転換は、やっていることの意味や価値を確認することからはじまります。
猪年の年初にあたり、そのようなことを考えました。
本年も宜しくお願いいたします。