少子高齢化、空き家率の拡大、税率アップ、オリンピック後不況、国際競争力などなど、考えると先行き不安要素に満ち溢れている。このまま行ったらどうなるのだろう?
この発想を断ち切る必要がある。私の会社の事業は複数のセグメントになっている。どのセグメントをとっても、課題がたくさんある。各設備メーカーのキッチンやユニットバスなどの住宅設備を仕入販売している事業の売上が大きい。この事業をなんとか拡大させたい。
マーケット要素は先ほど書いたように家を建てるヒトが減るわけだから、不安要素が多くなる。
事業を「キッチンを仕入れて販売している」と考えると止む無くネガティブになる。
しかしながら、これを仕組経営=事柄で考えると少し明るい兆しがでてくる。
「全国の会員に対して、Webカタログを入口に高品質で廉価でスピーディなサービスを提供すること」。
これを生業としているわけだ。
少し仕組発想することで未来の事業幅が格段に広がる。モノにとらわれない仕組経営を目指して事業を拡大させたい。このルートに家具をセットするコトでライフスタイルを提供する。ここでしかない企画開発型のコト商材を投入する。サービスとして住宅設計するコトのノウハウもいっしょに提供する。事業の工程軸や顧客軸を水平・垂直にコトで拡大させ、マーケティング縮小時代に負けない発想をもって事業拡大させたい。
事業拡大の源泉は思いやりと智慧である。