■あらためて「良い企業」になりたい
月曜日にリノベーションの第1号の物件仕入を行った。
今月末に第2号が控える。
新しいことはワクワク感がある。暑い日だったので汗だくだったが、嬉しい疲労感だ。
リフォームとリノベーション、リノベーションはインパクトが必要だ。
Housolらしいバリューアップ。
キッチンを主体に設備を上等にしたい。可能なかぎり、間仕切壁を変えてインパクトを作り込む。
そんなチャレンジ(前進)開始だ。
*
人間はゼンマイ仕掛けの人形のように、常に前進するようにできているのだろうか?
上場企業と非上場企業の境界には大きそうな(?)壁がある。
どのような壁か?
株主約束とか、おおやけ性(監査法人、証券市場)の問題。
大企業と中小企業の違いのこと。
社会的な信用のこと。
……コンプライアンス確実性のこと。などなど。
多くの企業はなぜ上場を目指すのか?
裏を返すとそういうことでもある。
採用に優位、「あぁ、あの会社ね!」、と親兄弟や親類から認められる。
そんなことが、一流と二流の差(?)
企業価値が将来性を含めて評価され、創業者利益が得られるかどうか?
大抵のヒト、そのように思って他ならない。
だが、である。
痛みもある、上場維持費用。
過剰なコンプライアンス。
毎年、対前年対比での拡大査定。
(もっともっと、右肩上がり約束の業績)
役員の株式放出のタイミングの難しさ。
自分たちらしさの消失。
*
良い企業とは、どういう企業か?
常々自問自答してきた問いである。
大きいから良いのか、小さいから悪いのか?
国際的だから良いのか、ドメスティックだから悪いのか?
知名度が高いから良いのか、知名度が低いから悪いのか?
株主がたくさんいて株価が高いから良いのか、オーナー企業はダメなのか?
……
とうとう、コロナ、円安材料高、職人不足などの影響もあり、工務店・設計事務所主体の共同仕入事業の引き合いが乏しくなってきた。家の建築は仕入が強い大手に流れている。
予想の範囲ではあるが、業態を進化させざるを得ない。
そこで、事業を進化させられる企業が良い企業。この定義はどうだ?
象より鼠、小回り有利の発想だ。
実は、こうした位置づけで臨んでいる、いまが自企業も含めたリノベーションの時である。
起業時のロゴは多様な人々へのリスペクトをイメージした(2011年)、黄色ヒト、青ヒト、赤ヒト、緑ヒト、黒い文字で5色。