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■真似されたマネタイズ(笑

 

どのような新事業においても、開始当初は、手探りでノウハウを身に着けるための時間が必要だ。想定外の出来事が続くからだ。例えば、住宅設計系の新規事業も3年を経て、ようやくテイクオフ、現在にいたる。

 

ビジネスモデルでチャリンチャリンと音を奏でるには、仕組みを整える期間が必要。そこから常に点検して修正していく。

 

さて、新規で始めたリノベーション事業も案件単位で原価計算しているが、最初は収益がマイナスでも構わないから、インパクトのあるデザイン、購入者を想定した間取りにチャレンジしている。収益のマイナス部分は授業料である。

 

こうしたOJT・学びの姿勢、デザイン理念の部分で妥協してはならない

 

すなわち、リフォームと違うリノベーションの在り方。新しい機能や価値がないとリノベーションじゃない!

つまり、インパクトのあるプランニング。

しっかりした施工体制。 組織力(チームワーク)の構築。

他社とどこが違うのか?!  こうなる。

 

結果、玄関ドアを開けると、内見者の想像を超えた世界が展開できる。

まさに、バリューアップ事業。それがインパクト。

 

確かに古い建物の浴室は、1216サイズの仕様が多々ある、これを1317サイズ以上に変更すると、壁をいじめることになり、周辺の間取プランを全て変えて配管工事をすることになる。簡易なリフォームでは、この間仕切壁を変えることは少ない。コストがかかり過ぎるからだ。

 

だが、リノベーションは違う。惜しみなく手を入れなければならない。

 

最初は赤字でも、物件をこなす過程で、創意工夫、ノウハウの蓄積によって、収益を改善していくことになる。当初、不動産仕入の段階でプランニング、仕上表を作成して工事見積を取得して詳細チェック、仕入物件の事業シミュレーションを実行した。

 

だが、その過程で驚くことが生じた。

 

物件の仕入値はとても重要なファクターである。販売価格のシミュレーションとともに、仕入価格と販売予想価格の上下限をセットで考え、売買差をみないと失敗する。

 

数か月間、仕入の段階で競合になった物件で、仕入値をアップして、再度、申込するかどうか、不動産業者から連絡がはいった。

 

が、取得限界価格だったので、設計済み、工事見積依頼をしていたが見送った物件がある。

当然、弊社は購入できず、別の企業が取得した(だろう)。

 

この先が驚愕Σ(・□・;)!

 

なんと、しばらくして、弊社の描いた見覚えのある設計図面と仕上表が添付されて、大手建材商社から弊社に見積依頼がきた、弊社のオリジナル設備品に対してである。弊社の会社名も入っている。著作権侵害……。ギョ!

 

要するに設計図面や仕上表がそっくり利用された。

 

オーッ。

そんなに良い設計(プランニング)だったのか(笑)。

安心した。これならいける

工事前にちょっぴり自信が湧いた事件だった。

 

勿論、お客様を思う弊社の理念まではコピーできない。だろうなぁ ($・・)/~~~。

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