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■大人の隠れ家

 

世の男どもは50歳後半以降になると、妙に、自分だけのモノコトにこだわる(頑固、わがまま)。いかに日常が下げすまされているか、いや、他人にどう思われてもいいのだ的な社会参加姿勢とのことが、よく分かる。

 

そこで、「秘密基地」とか「大人の隠れ家」が、お気に入りとなる。

では、その隠れ家をひとつ紹介しよう。

「黒ねこ」 吉祥寺

入口から怪しさ満載。おそるおそる階下に降りると、頃合いの良い寛げる空間が登場する。

吟味した素材にプロの技が施され、美味しさが波打つ。当然、飲み物も取り揃えがいい。

 

 

「黒」は個性である。猫は怪しさ。

怪しい親父が集まることになる。やんちゃな若者もいるらしい(笑)。ここ吉祥寺では、「黒」+「ねこ」=ジブリの【魔女の宅急便】となる。

この雄猫の名前は「ジジ」、よくできている(^_-)-☆。白猫では全く違うストーリーになる。キキの成長で会話ができなくなる黒ねこのジジ。マイキャットとの会話は子供ならではだ~。

 

今日の怪しい親父・隠れ友は、SHIPの小松社長。30年も前からの間柄だ。

 

一緒にブダペストやニューヨークに行ったときの話題が自然にでる。

会話が幾重にも折り重なり、美しいハンガリーの情景やアムトラックの大きな座席がでてくる。当時を何倍も美化し、楽しむことができる。想い出話というのはそういうものだ。

 

ハンガリーはアジア人には親しめる土地だ。その歴史が【ケルト⇒マジャール⇒モンゴル⇒オスマン⇒現在】。みたいな大雑把な支配の流れからもそうだ。ブダの丘からドナウ川対岸のペストの美しい街並みをいちぼうしながら、オランダのビールを味わう、少し濃厚な味だけど、気候にぴったりの味だ。過去に飲んだビールで最高の味がそこにあった。

いつか、オーストリアのウィーンから船でブダペストに入って、バスでチェコに抜ける三都物語を考えていたが、時間が流れ、そのままだ。ちょい悪の旅は、まだまだ続く。

 

 

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