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■秘話

 

「秘」はとても怪しく謎めいた漢字だ。

油断するとズルズルと引き込まれてしまう。まさに生贄。

秘密、マル秘、秘宝……秘境……神秘、見ちゃダメなもの(儀式)に触れる、そんなイメージが湧いてきて、感覚的にドキドキする(笑)。

 

 

「これ絶対に他のヒトに言わないでね!」

「ホント、秘密だよ~」

 

こう耳打ちすると、アッという間に情報拡散・流れる。

流布したい情報は、こう流す。

ポイントは「秘」

 

様々な出来事には「秘話」が存在している。

表に出ている情報はごく一部なわけだ。また、予期せぬ突然の出来事には「秘」の香りが漂う。「なぜ?」となる。

 

最近のニュースでは日銀の黒田総裁の利上げの裏の目的など、ネット上で実しやかに語られている。これも秘話?かな。

 

さて、若いころ、アルバイトで出版企画をしたり、投資本ZAIなどに執筆したりしていた。

その一環で、漫画ネタや映画ネタなどを解説し、科学的、リーガル的な視点でどうか、みたいは企画本に関わったことがある。架空の生物であるゴジラの研究、ちびまるこちゃんの実態など、この手の書籍、いっときブームが起こっていた。

 

まぁ、軽々な【コバンザメ商法】である。

 

関係した企画した中には、もの凄い勢いで売れた書籍もある。一週間で8万部とかの記憶。

売れた(目立った)がために出版さし止め(一週間の命)を食らった。大手出版社の幹部が激怒した噂が流れた……。本家本元の顔をつぶしたとのことらしい。有名な漫画のテーマで、そのアイテムを科学的に解説した書籍だ。著作権をクリアするために、企画人は奔走し、漫画家や出版社や代理店などの許諾を取り、いざ出版。挿絵の漫画も豊富に入っていた。

 

出版=(即)中止の珍しい(力関係)出来事。これも秘話かな~

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