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良い結果にも悪い結果にも必ず原因が存在する。

因果である。

 

原因を解析して手を打つのが部門長の役割である。道標を示すわけだ。例えば、モノが売れなくなる。近所にもっと品揃えが良く廉価なお店ができて客がそちらに流れた。これは分かり易い原因だ。

 

新規の購入者を増やす、買っているお得意様のリピート率をあげて、プラスワン購入を促進する。まだ、買ったことのない人たちに最初の一品を買ってもらう。これらはいずれも道標だ。方針、戦略と言い換えてもいいだろう。細かな実行は担当者だ。日々、目標を明確にして取り組む。対策別のリストを作り、アポイントをして、正確な情報をつかむ。そのうえで戦術を施す。施術とでもいうのだろうか。改善を見える化し、共有し、結果を生む喜びを共有する。そういうことだ。

 

その道標を実行するのが社員だ。恐らく、弊社でも毎月このように何故売上が減ったのか? とか、どうすればいいのか、議論していることと思われる。が結果がついてこないということは、何か実行する戦術が悪いとか、道標が的はずれなのか、そこに別の「因」が存在している。

 

社会が悪いとか、自分には関係ない、こうなると改善は夢のまた夢。給与放棄のようなものだ。

イノベーションなくして、発展なし。

議論なくして、改善なし。

役割無くして、責任なし。

直ぐに実行せずして、結果なし。……。

 

凹んだときこそ、実力が試される。その期待値は大きい。

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