■年度末
毎年のことだが、決算、予算、プロジェクトの区切りと年度末(3月)は、仕事がパンパンになる。花粉症に加え、季節柄この業務ストレスが高まること、このストレス改善については、ヨーグルトを飲むぐらいで、諦めているのだが、今年は特に【コロナ・ウクライナ・資材高(納期未定)・円安・金利アップ】の影響、そして、新規事業展望の不透明さがあり決算の確認に手間取っている。
中期経営計画としては、比較的ビジネスモデルのポイントが明確なので、月次の状態に応じて打つ手が決まり易いため、数字もついてくることになる。
経営的には次の5年で自己資本を倍にしようと考えている。無理な状態ではない。ただ、テレワーク作業が新人育成には圧倒的に不利が生じている。コミュニティが弱く個が強いため、中堅社員の知の写像が成立しない。管理だけが空回りする。面と向かうと身体全体からでてくる理解度オーラを確認できるのだが、Webのみだと弱いものがある。
その点では、この2~3年が人財育成において重要となってくる。頑張りどころである。幸いにも長期プロジェクトの要件定義フェーズが複数あるので、じっくりと正面から取り組むことで経験的には最適な業務知識を得ることが想像に難くない。
付加価値モデルは「パッケージ開発」とか「請負契約」となるのだが、当然、リスクも高くなる。総合的な組織体系ができてくると余力も出てきて、リスクも含めた経営手腕が発揮しやすくなる。年度末に思うことの定番である。