クリスティーズ(CHRISTYS‘の帽子)だろうか?
山に入り植物を調べるときにも、紳士のいでたち(スーツ、蝶ネクタイ、帽子スタイル)で植物たちに敬意をもって接した植物学の父「牧野富太郎」。
彼は小学校中退で東京大学講師。
「博学」の力はすごい、それだけでなく、人柄として魅力にあふれていたことが想像に難くない。
「博学」というのは、山のこと。植物のこと。
土佐人らしい、真っすぐな情熱が植物に向けられたわけだ。
「雑草という草」はない。
「自然はわたしたちにとって得がたい教師です。……」
観葉植物を前に牧野富太郎なら、どう考えて、何を手にするだろう?
ぼんやり頭に浮かんだ。
恐らく、このように鉢植えではなく、ゾーンを切って、野の花や沢山のヤマトグサなどの多年草で、さりげない庭にするだろうなぁ~
好きこそモノの上手、スケッチも上手だ。
私もエクステリアガーデンが好きだ。
ターシャの庭のようなワイルドガーデンづくりを検討したこともあるが、なかなか現実のハードルは高いものがある。
何かに打ち込む、その点では、経営も庭造りに相通じるものがある。
育てる、美しいものに仕上げる。
そう考えている。生き物だから。