■植物の情報処理
グリーンの続きで、植物のこと。
植物は「思いやり」の深い生物だ。
二酸化炭素の吸収は言うまでもないが、有史以来、この地球でもっとも活躍している。
気候や虫などから自分たちを守るための、いくつもの自己防御センサーをもち、
そのセンサーの働きから防御ホルモンを発出する。
周辺植物との情報交換や周辺でエネルギーを不足している樹木などへのエネルギー供給網もあるようだ。
ずっと進化を続けている。
注意深くお世話をすることで、何を欲しているか少しずつ理解できてくる。
葉を落とすときは、養分が不足していて、植物全体を守るための行動として、葉を少しずつ落とすことになる。
元気のないガジュマルの葉が土色に変色して丸まってしまった、栄養補給で随分と新しい葉をたくわえ、元気になった。
彼らは口がきけない。
情報伝達は、信号の世界だ。
外界の私たちも彼らの信号を別の形で察知して、共存していかなければならない。
虫や鳥たちとの関係も受粉や環境共存の意味で深いものがありそうだ。
本来、根が土中に伸びている状態で周辺の樹木や環境と菌などの作用で会話するわけだが、鉢植えは所有者が責任をもたないと、かわいそうな状態になる。
ちょっと、オフィスにグリーンを配置した関係で勉強をし始めた(笑)。
家の檸檬もoliveも実を沢山つける年になりそうだ(^_-)-☆。