自分投資

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■自分投資

 

40代の頃、休日は自分投資していました。

「知」を【見る】と【学ぶ】から取得していました。

 

例えば、上海でキーボードやUNIXの現状を調査していたとき、電話が鳴りました。

声の主は、当時の勤務先の社長。「いま、どこにいるのですか?」

「上海です。……」

 

だいたいが好奇心旺盛だったから、直接自分でやってみないと気が済まない。ベトナムで証券市場が開くというので、行ってみた。7社上場だったか?

結局、何もなかった。訳が分からない状態だった。社会主義国の証券。これは買えない、そう思った。

 

「探索の旅」というのだろうか?

株式投資では土日を使って直接IPOの社長の講演を聞きに行った。当時は不動産金融の黎明期、まさにドストライクを取りにいった。

FXの自動ロボット(プログラム)も検討したが、自分には向いていなかった。

ネットで売買の板を見ることができるようになったことが、プロとアマの垣根を取り払ったわけだから、投資オペレーションは方針と道具さえしっかりしていれば、資金が増える仕組みに思えていた。

 

金利にも敏感だった。

金利というのは「モノ」と「マネー」の関係を左右する。

【モノ > マネー】はゼロ金利のなせる関係。【マネー > モノ】は金利アップで歴然。

同様に、【新築住宅>中古住宅】はゼロ金利基盤。金利が上がるとこの関係が逆転する。ただし、リフォームの話。

リノベは金利に弱い。

 

 

 

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駅伝三昧

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新年あけましておめでとうございます。

 

穏やかな天候に恵まれたお正月でした。

 

 

ニューイヤーにはじまり、駅伝観戦三昧でした。

 

箱根駅伝、ほぼ予想どおりの結果でした。復路3位はポジティブサプライズでしたが(笑)。準エース級を数名欠いての結果ですから、立派です。どの大学もリスク時代なので、感染症に限らずアクシデント対応も重要になっています。「采配力」ですかね。

 

駅伝は「スカウト力」に始まります。

しかし、高校駅伝界のエリートをスカウトできる大学は限られています。

スカウト大学ブランドは、駒沢、青学、順天、中央、明治、早稲田、最近は国学院、立教も入ってきています。5000mで13分台の選手が7名も入る明治。凄いブランド力です。傾向としては、「就職力」との因果傾向と私はみています。一生陸上界で生きていける選手は一握りですから……。保険(偏差値)意識でしょうか。ただし、自身が勉学と共存させる必要があるので、授業に出て、テストやレポートをクリアさせながら陸上練習に打ち込む。これです。

 

スカウトの次は「育成力」となります。

5000mで14分20-30秒前後の選手を育てて、時間をかけて、エースクラスにする訳です。ここのポイントは、自己管理。「考える」です。日々の練習は筋力やスタミナもありますが、「強い気持ち」を鍛えています。PBを連続して更新できる効率の良い練習。怪我のないライフスタイル。

 

そして、最後に「チーム力」。こうなります。状況判断できる「知・駅伝スキル」のことです。私の応援のオレンジエクスプレスは、育成力とチーム力に優れた大学です。特に、今年の8区、9区の選手は、個人の力もありますが、このチーム力を発揮してくれました。

成長とは【人が育つ仕組み:土壌】のことです。

 

「駅伝」から「経営」を学ぶ、そんな観戦でした。

 

来年も充分に戦えますよ。

80年ぶりの3位。さらに、自分の生きている間に(1世紀越えの)初優勝を見てみたいですね~

 

本年も宜しくお願いいたします。

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箱根駅伝

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■箱根駅伝

 

さて、愈々である。ワクワクします!!

私の予想を述べます。

 

まず、予想のためのデータの取り扱いが重要となる。根拠だ。

多くの予想が過去のデータを羅列し、積算ランキングしている。

未来を見るのだから、未来予想の手法(モデル)が必要だ。だいたい新鮮なデータからじゃないと未来を見ることはできない。ひどいのは2年以上前の記録をカウントしている情報もある。なんの意味があるのか? 記録というのは、当日の気象とコースの難易度(アップダウン)、PM(ペースメーカー)の力量と参加者状況と自分のコンディション。これらの条件で生まれるものだ。だから、古いのは捨てる(データの鮮度保持、手入れ)。それから、次の記録を予想しなくてはならない。

また、同じ軸で比較しないのも、どうかと……。突然「古豪力」など、訳わからない軸が登場して、それが満点になり、シードの可能性を示唆する。作為的なランキングである。曖昧な根拠の部分が多い。

 

私はここ半年ぐらいの上位20人ぐらいの

PB(プライベートベスト:自己記録更新)率を最初に出す。5回大会や記録会に出たとして、全PB数/全出走数である。これが高いとチームの勢いや雰囲気の良い証左となる。

たとえば、20人が4回記録会や競技会にでて、60回PBを出すと、60/80*100で75%である。

 

次にエース級の勢いを複数回のPB記録の差分をとって、さらにその差分と差分の差分をとる。まさに、速度であり加速度だ。これが充実していると、流石に強さにつながる。

本来、ここに時間軸を入れるとさらに精度があがる。

 

次に監督の采配力。

箱根10区間はそれぞれに特徴があって、配置が重要となる。まず、エースといえども2区とは限らない。平坦だからこそ、強いエースもいるからだ。アップダウンに弱い選手をエースだからといって難易度の高いコースに配置するのはいけない。山登りは強風が見込まれるので、大柄な選手は不利だ。ロードの適性というは、29分30秒ぐらいの10000mの記録をもつ選手なら、適性で20㌔ぐらいはカバーできるようだ。スピードとスタミナの頃合。

また、やりがちなのは、故障明けの選手の復帰戦をいきなり箱根にすることだ、これは失敗の確率が高い。その意味ではヴィンセントに注目している。成功するのか? こうした過去の失敗をデータとして分析しておかねばならない。1区間でも失速すると挽回不可能な戦国駅伝の厳しさである。

 

スポーツ報知の89点(シード候補)が、早稲田、明治、東京国際、城西、大東大になっているが、

88点のオレンジの方が私的には上です。バイアス、ノーノー。

 

さて、予想です。往路は激戦ですから、難しい展開(山次第)。復路で目標の5位に肉薄です。

◇オレンジエクスプレス

松永⇒内田⇒中園(松本)⇒小泉⇒細迫(高橋一颯)

武田⇒扇(宮岡(清水))⇒宗像(清水)⇒宮岡(扇)⇒川上

  ・往路:8位

  ・復路:5位

  ・総合:6位

 

どの学校の皆さんも自己ベストなコンディションで力を出し切って欲しいですね♪

一生の宝ものでしょうから~。走れない選手もいっぱいいます。箱根ゼロ区、12月24日の記録会に出た4年生は4年間お疲れ様でした。PBも出てましたね~、箱根は給水係ですかね。

故障の1年生も復帰し、来年入る高校3年生も出走し、新たなメンバーも見えました。

楽しみなイベントです~

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責任感

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■責任感

 

若いヒトの進歩は目を見張るものがある。

たまたま趣味の「駅伝」観戦の話だが、ヒトの育成や組織活性化の面では、ビジネスとて同じである。

 

どの大学もこの時期はPB(プライベート・ベスト:自己記録更新)ラッシュに湧き返っている。無論、オレンジエクスプレス(法政大学)も同様だ。育成力では他大学に引けを取らない状況である。

 

先日のMARCH対抗戦では、出走者全員がPBを記録した。間違いなく快記録だ。

 

日体大記録会⇒世田谷ハーフ⇒上尾ハーフ⇒MARCH対抗戦と最高の流れで11月PBラッシュとなった。箱根駅伝に向けて最高の調整である。タイム以上に全体に勢い、盛り上がりが出ている。

 

では、オレンジエクスプレス、一人の選手を例にとってみよう。

 

「中園慎太郎(4年)(八千代松陰高校)」

東海大出身の羽生拓矢選手や青学出身の飯田貴之選手と同じ名門高校陸上部出身である。

 

先日のMARCH対抗戦の10000m 4組で1位に輝いた。

記録は28:32.89(従来:28:58.54)。

学生としては、誰もが狙う28分半ばの記録。だが、必ずしも順風満帆ではなかった。2021年の全日本大学駅伝7区で15位となり、それが原因でシードを逃したからだ。

 

しかし、その辛さ(失意)、悔しさをバネに大きく成長した。

彼の成長要因は、この失意の他にも、父親の他界。副主将就任、といった辛い出来事や責任感ある職制が強い意志力となり、その後のレースを充実させた。

 

インタビューを聞いても責任感の強さがヒシヒシと伝わってくる。顔が違う。引き締まり丁寧に受け答えする真面目さ。結果で背中で後輩を導き鼓舞する。彼の姿勢には敬意を表したい。何より、人間性が基礎に横たわっている。真面目に駅伝に取り組み、責務を全うし、後輩を応援し、自己を律する姿勢が素晴らしい。お正月の箱根では3区か7区で好走することが予想に難くない。

 

このことは何もスポーツに限らない。

企業とて同じである。私も学生ランナーを手本に宗像選手のような経営者として、最後の鬼スパを見せたいところだ。

 

ついでながら、

良くスポーツで期待の結果を残せない場合、その選手をディする方がいるが、本当に支援するなら、温かく次の飛躍を応援することだ。失敗した本人が、その原因を一番分かっているに違いないからだ。

過去は変えられない、変えられるのは自分と未来!

 

※一部、個人情報を含んでいますが、オープンになっている情報ソースからです。

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夕陽

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■夕陽のガンマン

 

前投稿の流れから、【夕陽】をテーマに。

高校時代の映画の話である。

 

「荒野の用心棒」

夕陽のガンマン」

「続・夕陽のガンマン」

「新夕陽のガンマン」……、一連の興行が楽しみになっていた映画初期時代。

 

言わずと知れた「マカロニ・ウェスタン」。

高校時代に良く観た映画シリーズ。

 

決闘の「間・風・砂ぼこり」、突然奏でられる悲しく錆びた音楽、素早いガンサバキ。倒れる悪、で葉巻の煙

馬の雄叫び、激しい撃ち合い、屋根の上からの落下……。

鋭く迷いのない「眼光」眉間の刻まれた皴、汗と砂のにおい……。

何があっても動じない……渋さ。鼻筋(鷲鼻)。無精髭

そして、ギラギラと照りつける夕暮れの太陽……。

 

荒野と決闘に【夕陽】はつき物になった、否、【夕陽】に荒野と決闘がついて回った。

 

学んだこと:悪を裁くのが正義や政治ではなく、沈む太陽がお似合いの「流れ者」だった。

 

私の退屈でcheapでやせ細った高校下宿生活を心配してくれた同級生。彼の家(高校の学校長)でカレーライスをご馳走してもらい、書斎に溢れる本に刺激をうけ、町で唯一の小さな劇場の招待券を握りしめ、二人で足を運んだ映画館。その映画館を出るときは、すっかりニヒルでクールな肩で風を切るイーストウッドやクリーフになっていた二人(笑)。模擬試験が終わると彼は私に忍び寄る「どうだった?」。唯一、彼に対抗できるからと、勝手に思ったものだ💦。ちなみに、彼は、東北大学に進んだ当時の親友だ。仙台に遊びにいくと、戦前からの建物に住んでいて、昇降のたびにギシギシ鳴り響く階段の渋い音がずっと耳に残っていて、とてもマカロニ・ウエスタンっぽい印象だった(笑)。今日もギシギシ鳴っているんだろうなぁ、そんなことをぼんやり考える日も私のなかにあった。貧乏というより質実剛健。土地柄、松尾芭蕉や吉本隆明を語ったり、宮沢賢治も登場したか……女性の話もしたなぁ~、帰省寄り道の仙台時間。彼と私で文化祭でシャガールの山車を制作して賞をもらったりしたなぁ。今は昔。

テレビを見る環境もなく、娯楽の少ない手紙時代だったので、こうして鑑賞したクリント・イーストウッドやリー・ヴァン・クリーフ(サントリーオールドのCMが日本では馴染であろう)には鮮烈な印象が残ることになる。

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駅伝シーズン

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■駅伝シーズン真っ盛り

 

私の観戦⤵予定

 

11月3日  実業団、高校駅伝予選会多数

11月5日  関西大学・法政大学 定期戦

11月6日  全日本大学駅伝(伊勢路)

⇒ 田澤簾選手(駒澤)半端ないですね~ マラソンを目指していると言ってましたね~

11月13日  世田谷ハーフマラソン

11月20日  上尾ハーフマラソン

11月20日 関東学生陸上競技連盟主催の 10000m記録挑戦競技会

11月25日  MARCH対抗戦

1月2日・3日 第99回箱根駅伝

 

こうなります。ご覧いただきお分かりのようにスケジュールが目白押しです。

シード権に固執するのは、予選会をいれたスケジュール管理となるかどうかで、練習方法やモチベーションが大きく変わるためです。

どこをターゲットにした調整とするか、それによって、競技会の目標、確認事項が変わってきます。

予選会通過を目標にして失敗したケースもあります。

箱根手順は、疲れを残さないことや距離感の模擬を考えると、世田谷ハーフ経由のイメージでしょうか。

 

私の最近のお気に入りは、関西大学定期戦に出走した「安澤駿空」選手。

1500mを走った1時間15分後に5000mを走りました。数人でのことなので、独走に近い形ですから、タイムをあげるのは難しいレースでした。しかし、きちんとギアチェンジができていました。

 

彼のように1500mが速い選手が持久力をつけてくると、ガンガンと記録を伸ばします。

あとは、ランニングフォームが良い選手は伸びます(個人見解)(バランスがいいため、身体への負担が一定的で怪我が少ない)。

彼のストライド(歩幅)は力強く、前傾姿勢もいいから、ギアの切り替えできて、観ていて好きです(田澤選手がそう)。

 

2年生ですから、再来年の箱根駅伝(2024年正月)に出走して欲しい選手の一人です。

3区あたりかな~。とにかく、最近の飛躍は目覚ましいです。

5000mのPB(プライベートベスト)を10月に出しています。

前年の平成国際大学競技会の記録を15秒更新して、14:13:28です(日体大競技会(2022-10-3))。ここからが楽しみです、私の見立てでは、伸びますよ。

 

実は、2018年高校1年(法政二高)の時、都道府県駅伝の神奈川代表で6区を走っています。このとき、あの、佐藤圭太(駒澤)の1秒遅れで走った選手なんです。

法政二には、現在の1年生、2年生に実力のある選手が複数いますので、中距離に目が行きやすいところですが、今後の長距離も楽しみです。

 

ところで、駿空:るびを振っているサイトがないので、調べました。

当初、「とあ」と読むのではと思っていましたが、関大の出走表に「しゅんすけ」とありました(;^_^A

上尾ハーフとMARCH対抗の間隔が短いので、どっちに出るのだろう?! 楽しみです。

 

2年生が 小泉、武田、安澤、宮岡、小茂田とそろってくると、1年生も実力者が数人いますから、

来期も安定感がでてきますね~

オレンジエクスプレスの応援ブログになりました💦

 

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東京スカチャラストーリー

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■東京スカチャラストーリー

 

コロナとの向き合い方、Withコロナ。何とか、それぞれの立ち位置で新しい行動規範が決まりつつある。

 

嬉しいことに小劇場が再開された。

知人の役者の方からご案内をいただき、土曜日の夕方に中目黒。

 

中目黒キンケロ・シアター。「キンケロ」つまり、愛川欽(キン)也とケロンパだから、うつみ宮土理さんご夫妻が建てた芝居小屋・劇場だ。マスク着用だけどリアルな楽しみ方が再開された(^_-)-☆!

 

さて、舞台だが、昭和32年の横丁がテーマだ。オープニングは、新宿ムーランのイメージで入る(笑)。裸電球にチャブ台……。日本の昭和そのもの。戦前―戦中―戦後の敗戦処理と高度経済成長が交錯して進む世の中を舞台にしている。

 

観劇しながら、あらためて「昭和」とは何だったのか? 考えた。

 

結局、敗戦、焼け野原、という大きな変化、読めない将来・不安。だけど、誰もが生きていかねばならない。どうだろう、「つながり」、「共同・連帯」、「情け」、「がむしゃら」……。

頭に【情けは他人(ヒト)のため成らず】といったフレーズが浮かぶ。

【未来に生きる力:生命力】

 

野田秀樹さんの場合は、少し難解部分(哲学)が付きまとうが、ストレートで分かり易かった。一言でいうと、リズムが良くて、面白い。アーカイブ配信もあるようなので、興味のある方はどうぞ。

https://takaraya.peave-factory.info

 

そして、今だから「戦争」、これもテーマになっているのかなぁ~

 

いつだって、あの敗戦というネガティブの極(局)値、昭和32年に戻りうるのが、今日のきな臭く、独裁化された国際社会の顛末ということだろう。残念だが、国のトップリーダーの権威欲は昭和時代とあまり変わっていない。

 

さてさて、流行歌で見る昭和32年:▶錆びたナイフ(石原裕次郎)▶チャンチキおけさ(三波春夫)▶東京だヨおっ母さん(島倉千代子)▶東京のバスガール(初代コロンビアローズ)▶バナナボート(浜村美智子)▶星はなんでも知っている(平尾昌晃)▶港町十三番地(美空ひばり)▶有楽町で逢いましょう(フランク永井)。

 

どうですか、昭和?!

 

 

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パドレス対フィリーズ

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■パドレス VS フィリーズ

 

ダルビッシュ(パドレス)、残念でした。

 

随分前ですが、双方の街を訪れたことがあり、また違う目線で試合を楽しませていただきました。

 

パドレス:サンディエゴ

サンディエゴですね、ラホヤの美しい海岸線が目に浮かびます。遠くに海軍の大きな船が浮かんでいました。

巨匠ルイス・カーン設計の「ソーク生物学研究所」建築を見にいきました。

海が見えるシンメトリックで遠近のあるコンクリートの建物が時間を止めて、絵のような無言の静寂を作り出し、それはそれは神秘的で空の青と海の青とコンクリートと柔らかな木材枠が、時間ごとに季節ごとに調和した風景を創造してました。

街も西側らしいスペイン調のオレンジの瓦の建物が多くあり、明るくてパドレスの選手に似合う光景でした。海岸線はリゾートっぽく、不動産価格も高かったですね~

 

フィリーズ:フィラデルフィア

アメリカ独立宣言の街です。こちらはニューヨークからアムトラックに乗って降り立った街です。有名なのは、コンピュータです。私立の名門大学、ペンシルベニア大学(ドナルド・トランプ氏卒業(‘◇’)ゞ)を見学。

この学校に黎明期のコンピュータがあるのです。

1946年発表(この大学で設計・開発された)の「ENIAC(考案・設計、ジョン・モークリージョン・プレスパー・エッカート)」がロビーにオブジェクトとして設置されていました。真空管(17468本、アキュームレーター、10進法)のコンピュータです、滅茶苦茶図体も大きいです。その中に大きな真空管(よく壊れて取り替えるのが大変だったようです)が林立していました。

昔のコンピュータは弾道弾計算など戦争向けの演算用だったようです。私も初めて習得した高級プログラミング言語はイギリスのもので、やはり、弾道弾計算用でした。ですから、ビット計算ができる高級(?)言語、CORALといったかな~。

 

ついでに、ソークと同じルイス・カーンの設計の建築物「ペンシルベニア大学リチャーズ医学研究棟」を見てきました。あとは、博物館(ロッキーの撮影現場(足跡のレプリカがあったかな))とか、ウイリアム・ペンが指さしている(イギリスの方向)像とか、いろいろありましたね。

 

西側のパドレスと東側のフィラデルフィア。

風土も歴史も違う2つの地域の激突でしたね。懐かしい想い出とともに応援していました。

そうそう、フィラデルフィア校外のカーン設計の住宅をヒアリングしたとき、有名建築家の家は暗くて寒いけど、住んでいることがプライドよ、みたいなことを住人が言っていました。確かに~。日本でもあるある(笑)。

 

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ダークホース

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■ダークホース

 

駅伝シーズンということで趣味の駅伝観戦の話が必然多くなる。

 

箱根駅伝予選会をテレビ観戦。立教大学が堂々の通過! 55年ぶりの本戦参加とのことだ。何と、MARCH揃い踏み、57年ぶりらしい。益々11月25日のMARCH対抗戦が面白くなった。同時に正月の楽しみも増えた。立大、上野監督は佐久長聖―中大コースで立大監督だ。立大もスポーツ系学部を設置とのことで大いに今後が期待される。スカウト戦も熾烈になるだろう。

 

 

先日の出雲駅伝の各校のコメントを見ていて、法大:これぞダークホース、この言葉が脳裏に残った。確かに……。

 

私の卒業学校は、学問、駅伝と確かに「ダークホース」(笑)。地方の進学校でない高校から少し勉強して入れるような学校(HOSEI)だが、MARCHで大学野球リーグの東京六大学(連盟)のくくり。MARCHがG MARCHになっても、東京六大学連盟(様々なイベントや交流)が東京五(七)大学連盟に変わることはないだろう。1880年からの歴然とした時間がそこには横たわる。だから、田舎の高校生には人気がある。

 

山一証券の最後の社長の野沢社長の涙の会見。ワンポイントリリーフの菅首相など、その人事にもダークホースぶりが見て取れる。

 

学部も私大で最古の法学部から、私大で2番目に古い私の所属した経営学部のように歴史がある。同じ学部出身に芥川賞作家の吉田修一氏がいる。芸能人も多く輩出している。NHK鈴木奈緒子アナなど、アナウンサーも早慶に次ぐ輩出数だ。ダークホースの特長は、意外性を発揮することだ。もちろん、発揮しないこともある(笑)。

 

先日、記載した駅伝とてそうだ。今回の出雲駅伝はダークホースだった。

そのダークホースで、私の脳裏に焼き付いている箱根駅伝名場面がある。

 

2001年のこと。四区終了時点で奇跡的に予選会を5位で通過したダークホースの法大が首位。往路最終区五区の山登りは標高差864mを一気に登り、芦ノ湖までの23.4kmを突っ走る難コースだ。

法大五区山登りはド根性の男、主将大村一選手だ。

この年の山は大いに荒れまくった。特に山の最高点付近と芦ノ湖ゴール手前の大鳥居付近で凄まじい突風(風神)が吹き荒れた。明らかに突風で前に進めない選手。必死に風に立ち向かう彼の歪んだ顔と日焼けした身体が宙に浮いた、ゴーゴーという風の音、アナウンサーの絶叫! 宙に浮く大村。その隙その時、中大、藤原選手(現監督)がスルスルと前に出た。

後ろから追う、中大、順大に抜かれては、歯を食いしばり、顔をゆがめ、サングラスに隠された鬼の形相の大村がド根性だけで果敢に抜き返しを図る。

結局最後は3位での往路ゴールになった。【H】のユニホームが放映を独占し、アナウンサーがゴールとともに突っ伏し、後に公務員になった彼の名前を連呼した箱根駅伝名勝負のひとコマである。

 

 

さて、来年99回大会を迎える箱根駅伝。1921年の第二回大会から参加の古参学校で唯一優勝経験がない。決して自慢できる話ではないが、そういう特質(意外性を発揮していない場合)がある。陸上スポーツ、特に長距離走は寿命が短いスポーツ種目のため、プロ化(一握り)は難しい。そのため就職先が重要になる。先のレジェンド大村主将は公務員。昨年度の清家主将(四国の南海放送就職)のように大学駅伝を最後に職業的なランナーを退く選手も多い。結局、怪我に泣いたり、我慢したり、つらい練習に耐える彼らのいまは、人生を真っすぐに生きる術を学んでいる姿である、だから応援に力が入る。

 

99回大会、本物のダークホース校らしく、

一度、箱根路で思いっきり【意外性を発揮】してもらいたい(笑)。

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駅伝

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■出雲駅伝

 

趣味のスポーツ観戦の話です。事前に様々なデータ(サイエンス的に)から予想して、結果と照らし合わせる。これが楽しみなんです(笑)。目指せ、スポーツ予測AIモデル(‘◇’)ゞ

 

大学駅伝というと、青山学院が有名です。メディア露出が圧倒的、かつ、実力も高いとなります。私の応援はオレンジエクスプレス

実力的には9位から11位ぐらいのイメージ。

 

総延長45.1kmの出雲駅伝。この短い距離を6区(人)でつなぐスピード駅伝は、箱根駅伝とは全く違う醍醐味があります。第31回(2019年)以来の出走となる法政大学を分析してみます。関東選出大学は箱根駅伝のシード校ですから、箱根駅伝のスピード版との位置づけになります。

 

さて、出走予想です。これは他の方の予想とは全く違うので、外れもありです(;^_^A

 

松本 ⇒ 扇 ⇒ 松永 ⇒ 小泉 ⇒ 稲毛 ⇒ 内田

 

1区 8.0 キロメートル スピード重視

2区 5.8 キロメートル 最短期間、流れを作る

3区 8.5 キロメートル エース区間、くらいつく根性

4区 6.2 キロメートル スムーズにつなぐ

5区 6.4 キロメートル アップダウンに耐える

6区 10.2キロメートル 最長区間:逆転区間に応える

 

距離が長い区間の【 1区 】と【 3区 】と【 6区 】が鍵です。

【 1区 】でスタートダッシュの流れを作れるか?

【 3区 】のエース区間でくらいつけるか

最長区間の【 6区 】で逆転劇を演じられるか

この三つがポイントです。

 

松本選手は入学時からスピードをほこっていて、エース格です。扇選手は4年目にして安定した走りを維持し、開花しました。長崎、松浦出身、3大駅伝デビューがかなうと思っています。また、松永選手は関東インカレで、あのロングスパートで国立を湧かせた選手です、最後、三浦選手に負けましたが、滅茶苦茶面白かった。そして、小泉選手はポイント区を走る実力はありますが、故障明けなので、負担の少ない4区が良いかな……。アップダウンの5区は山にも強く関東インカレで好成績の稲毛選手。内田主将本人は1区を希望していましたが、ここは主将らしく最終区の逆転劇を期待したいところです。他にも副主将の中園選手や箱根6区の下りの武田選手、2年の宮岡選手、1年の清水選手がエントリーされていますが、私的にはこの6人、この流れを推奨します。

 

2019年の出走時は10位でした。

で、この時の驚きは4区人見昂誠選手の起用でした。結果、4区が15位で残りの5区6区と検討しましたが、挽回ならず。との結果でした。優秀な選手から監督になると選手としての気持ちが強い面が裏目に出た感じでしょうか。素晴らしい采配も多いですがね。

 

 

昨今の大学駅伝は1区間でも失敗すると挽回できないぐらいに各校層が厚く、戦国化しています。

直前の記録会の成績がない選手を起用した結果10位に沈んだのが前回大会でした。

この時に比べると今回のメンバーは、1万、5千メートルともに圧倒的に良い記録(出走予定者トータルの1万mベストで197秒短縮)と実績が充実しています。直前の記録会で惜しくもPBを逃した松本、小泉両選手もセカンドベストです。ということで、実力的には9位ぐらいですが、私の予想では期待を込めて6位か7位です。

さて、10月10日、神在月の出雲路、楽しみですね~。順天の三浦選手、中央の吉居選手、駒沢の田澤選手と一流選手の走りにも期待!

10月10日の朝、メンバー変更受付

10月10日 13時 スタートとなります。

個人的な陸上応援趣味でした(笑)。

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