数学する身体

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森田真生さんの「数学する身体」を読んで

 

数えることを当たり前のスキルと思っていた私は、この書籍を読み込みながら、軽いめまいを覚えた。

数えること自体身体的歴史のある動作とのこと。

森田さんの文章は、時間を忘れて、引き込まれてしまう魅力がある。

自分の知らない「知」がアチコチに散らばっている。

文章のテンポもいいが、構成がみごとでなめらかだ。……。

三鷹の東八道路を走っているとひときわ目立つ建物が目をひく。

「天命反転住宅(荒川修作)」、これが登場したのには驚いた。

 

■1.数字と形

 

長男が小さい頃、数字や形の遊びは日常に溢れていた。

車の助手席に座っていて、退屈なとき、前の車のナンバープレートで遊ぶ。

足し算や引き算。

トンネルを通過すると、その長さやトンネルの数や名前を記憶して後で競う。こんな具合だ。

 

パズルも絵柄のついた表側だけだと退屈だから、裏返して絵柄なしの「形」のみで遊ぶ。

 

繰り返すことで自分のものにする。発展させる。

これは勉強でもスポーツでも方法として一般化している。

人は会得とかスキルとか言いながら、頭の中にシワとして、その成功体験を刻み込む。

一方でルーチン化は老化的な所作だ。ガタや遊びがない。

卓球の世界大会をみていて、始まる前に卓球台を手でふき取る動作をして、サーブをする。

ルーチン化のひとコマだ。だが、魅力的な戦いを演じるのは意外性をもつ選手だ。

その選手はルーチンなしで、全身で感じ取り、瞬時に腕や手首の振り方を変化させる。

 

視点~、新しい視点。読み取る能力。記憶から引き出す能力……。

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オンライン会議

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■声だけの会議の意味

 

ビデオをオフにする。

髭はもじゃもじゃだし、髪の毛もボサボサしているから、このクリックは恋人なみの力強い味方だ。

自分の発言以外は音声もオフにして、ジッと聞く。

宅配がきたときやトイレに行くときは、ササっと素早くだ。

 

 

オンライン会議のこと。

 

顔があり、関係性が見えている会議と異なる。

声のみの関係は、見えない関係になる。

見えない関係は段差を下げて同じ目線での会議となる。上下関係がグーンと下がる。

耳(声)に集中する。より聞くことになる。

誰が何をどう言うか?

ここに衆人の感覚が奪われる。

そこには部長も課長もいない。声があるのみだ。

 

案外、公平性が高まっていいのかもしれない。

内容に集中するから、若い方のスキルも判明する。

 

 

会議の際、大手企業では、座る位置も決まっているし、話す順番も決まっているし、入場だって威厳たっぷりに社長が最後に登場する。

皆、揃ったら自分が入る。一番偉いから……。

 

そんな会議とオンライン会議は質を異にする。

 

弊社では、私は下座に座ることもあるし、最初に会議の席につくことが多い。

そんな関係性より、中身だ。会議で何を確認し、何を議論するか?

ここが重要。

 

形にコダワッタ関係性をウィズコロナのオンライン会議は突き崩して、本質に迫った。

良かった点のひとつである。

 

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植物のネットワーク

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■植物の情報処理

 

グリーンの続きで、植物のこと。

 

植物は「思いやり」の深い生物だ。

二酸化炭素の吸収は言うまでもないが、有史以来、この地球でもっとも活躍している。

 

気候や虫などから自分たちを守るための、いくつもの自己防御センサーをもち、

そのセンサーの働きから防御ホルモンを発出する。

周辺植物との情報交換や周辺でエネルギーを不足している樹木などへのエネルギー供給網もあるようだ。

ずっと進化を続けている。

 

注意深くお世話をすることで、何を欲しているか少しずつ理解できてくる。

葉を落とすときは、養分が不足していて、植物全体を守るための行動として、葉を少しずつ落とすことになる。

元気のないガジュマルの葉が土色に変色して丸まってしまった、栄養補給で随分と新しい葉をたくわえ、元気になった。

 

彼らは口がきけない。

情報伝達は、信号の世界だ。

外界の私たちも彼らの信号を別の形で察知して、共存していかなければならない。

虫や鳥たちとの関係も受粉や環境共存の意味で深いものがありそうだ。

 

本来、根が土中に伸びている状態で周辺の樹木や環境と菌などの作用で会話するわけだが、鉢植えは所有者が責任をもたないと、かわいそうな状態になる。

 

ちょっと、オフィスにグリーンを配置した関係で勉強をし始めた(笑)。

家の檸檬もoliveも実を沢山つける年になりそうだ(^_-)-☆。

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紫陽花

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■雨に輝く紫陽花

ヤマダデンキのポイントが失効になるとのメールを受けて、

フラフラ、どんな商品交換があるか、お店にでかけた(6/2)、雨のなか。

 

台風の影響風が猛烈に吹き荒れて、傘の骨がバキバキと壊れた。チューリップのように上を開いている。

周囲をみると一様にチューリップの花が開いている。見事だ(笑)。

結局、ポイント交換したいものが見つからず、道すがら紫陽花に目がいく。

まるで、この風雨をまっていたように、キラキラしている。道路横で被っていた埃が落ちて、瑞々しい花が冠のように輪を形どっている。

雨でキレイになった紫陽花をパチリ。オフィス前、ズットこの日を待ちわびていたように、雨のなかで輝く紫陽花たち。

 

雨の季節は紫陽花の季節。

 

 

 

ポイントはネットで食材に交換。

べしょぬれ。雨で輝く紫陽花、雨でヨボヨボの老人(笑)。

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グリーン2

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■オフィスに憩いを(^^♪

 

新しい子が仲間入り。

 

丸い葉っぱがかわいい。

ポットも丸い白。コラボしている。

ひらひらと広がる葉っぱがワニの茂みにぴったり。

ポットも波線、コラボしている(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とのことでお二人仲間入り。柱サボテンもお喜び!

 

高さと葉色での立体感。

葉の色と形状での広がり。

徐々に柔らかなオフィスになってきた。

植物との対話は難しい。たった、3点しか要求がないにもかかわらず。

光、水、飼料。このどれかを欲しているわけだ。が、葉を触ってもじっと観ていても、分からないことが多い。

世話ノウハウを取得しなくちゃ~

 

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健康のバロメーター

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■歩行

 

ウォーキングの話です。

 

一般的にウォーキングというと、「歩数」に注目が集まる。

これは、健常人の歩くことを簡易にウォッチしているパラメタかもしれない。

 

私の場合は、ここ数年、【歩行非対称性】【歩行速度】の状況を確認している。

 

歩行非対称性は文字通り、左右の足のステップの動きの記録である。

3年ほど前から足が攣ったりして、脊柱管との関係もあって、歩行がギコチナイ。

これに加えて、痛いや痺れが手伝って、極めて歩行が遅くなった。

歩いていると、ドンドン追い抜かれる。手押しワゴンを押しているお年寄りに抜かれるとショックは大きい。

 

最近、ようやくもとに戻ってきた。

 

歩行非対称性は左右リズミカルに動作していると「0%」の数字だ。

これば片方の足を引きずるなどの要因が含まれると、40%とかの数字になる。

日によって随分違っているのだが、顕著に現れるので、便利なツールである。

最近は数パーセントのバラツキとなっている。改善はストレッチと姿勢。

歩行速度も昔は4㌔を1時間でイメージしていた。

足を引きずると当然歩くのが遅い。

最悪、1.6㌔とか、2㌔を切るスピードだ。

亀のような歩行になっている。

ようやく、3.5㌔まで戻ってきた。

健康診断には現れない、日常での健康測定、それがウォーキングである。

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健診結果

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■健康診断

 

健康第一なので、結果を確認して、喜んでいます!

 

変化=傾向ですから、前回、前々回と比較して以下の見解です。

 

  • 良かったこと
    • お酒を少し我慢して受診した結果、なんと、過去に例のないほど、γGTPが下がりました!!!!

258  ⇒ 102  ⇒ 90

    念願の二桁です!

 

来年の目標は70ぐらいでしょうか。今回5日飲まず、2日飲み、3日飲まず受診。

来年は、1週間飲まず受診にして「70」狙いです!

 

  • 血圧

これは圧巻ですね~

薬効果

210/105 ⇒ 160/80 ⇒ 126/73

 

  • 悪玉コレステロール LDL

163 ⇒ 162  ⇒ 122

 

  • 脂肪肝 ALT

39 ⇒ 32  ⇒ 31 

ほぼ正常値

 

  • 悪かったこと
    • 身長が毎年2㎜ずつ縮んでいる(-_-😉

薄毛のせいか、背中が丸くなっているのか?!  う~ん

  • 視力が悪くなった

測定方法が眼鏡型ですが、メガネがズレてしまって、直さなかったことが原因と思っている(笑)。

 

とのことでした。

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八十八夜

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■サラダプレート

 

20種類ぐらいの野菜がフンダンに入っている。

お気に入りのランチ「八十八夜」。

不健康な夜ご飯が多いので、

なるべく野菜をたくさん摂るようにしている。

野菜が身体の細胞を清らかなにしてくれるような気分に浸る。

私、だいたいがシャイ+臍横だから、素直になるには、野菜の助けが必要になる。

「居酒屋で健康になろうと思わないで……。」

居酒屋でのサラダ摂取は限界がある(笑)。

 

八十八夜は、土鍋のご飯やみそ汁も美味しい。

夜メニューだ。

 

ランチはもっぱらサラダプレート。

サラダの他に、ヒジキ、ピクルス、五穀米、ポテサラボール。

 

美味い!~!!

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無知

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■「無知の知(ソクラテス)」

 

実際、「無知」なんですが、それを知って「知」も、ミスをせずに済むのか?

 

「無知」の補完は、

勇気」と「運」か? ①

 

それとも、

「(正しい)情報収集力」と作戦「実行力」か? ②

この場合、何をもって正しいなのか?

 

あるいは、

「時間の経過」による解決か? ③

 

 

やはり、

そして、「無知」の経験は、成功への鍵、道標か?

 

気付いても、賢いことはないから、無謀とか無茶にならない程度。

その範囲を決めて、無知を少なくする以外ない。

知らないというのは、否、知らずに行動するのは、やっぱ身体に応えるなぁ~

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日本橋 金子屋

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■天丼

 

たまには、吉祥寺の名店を紹介しよう。

最近改装されて奇麗になったオフィスの入る建物を右に出て、

吉祥寺通りに突き当たったら右折、70mほど進むと、【天丼金子屋】のある細長いビルに到着する。

ここはジジィババァの聖地だ。ご多分に漏れず、私もその中の一人ということになる。

 

うなぎ屋、天ぷら屋、鮨屋、とんかつ屋、蕎麦屋は、年配者のメッカに違いない。

丼のせいだろうか?

うな丼、天丼、海鮮丼、かつ丼……。あら牛丼、親子丼?

丼のチョン「′」は井戸のつるべ、そこから何を釣るか? 今日は天ぷらだ~

 

店内は既に満員。階段に沿って待ち行列だ。

 

時間差でお店にいくと、

裸電球がポツリぶら下がる薄暗く左右土壁になっている細長い希望の階段を昇って、お店にはいる。

この階段の風情が何とも天丼に合っている。

降りてくるジジィババァと昇るジジィババァがギリギリすれ違う粋な階段だ。

天丼は、エビ、アナゴ、マイタケの三種類。

大抵の人は黙々と口に箸を運ぶ。二人連れの横は最悪、ウルサイ空間になる。

 

少し甘い醬油だれが天ぷらに良くからむ。

口直しに「がりごぼう」、「黒七味」が用意されている。

味が単調になったときに変化をつけて、丼底に残ったタレの浸み込んだご飯をいただくわけだ。

↑ がりごぼう

 

今日のランチは金子屋、でした。

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