新経営スタイル

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最近の想い。

わが社は、新時代の経営スタイルに移行しなければならない、ということ。

世界が混乱に満ちている今が時代の転換点だとおもう。

 

仮に適当に操作できるGDPを成長の「ものさし」とする時代は終焉した、とする。

 

確かに企業は黒字でなくてはならない。

が、「ものさし」を、【国や企業の豊かさ】としたとき、

それが格付けとなったとき、何が変わるか?

もちろん、国際的にみると地域によって具合(事情)が違うだろう。

 

ヒト、人間の【豊かさ】。お客様、社員、取引先の【豊かさ】

そこが充実することを会社の価値と位置づけてみよう。

 

前年対比の売上・利益伸展率は補足情報。

成長し続けなくていいわけだ。成長モデルの後退。

 

この考えは、同時にお金(貨幣)の意味も問うことになる。

「自由」や「自立」の手段がお金の意味だとして、

現時点の自由度や自立度はどのくらいなのか(CF)? 満足度合は?

 

自分自身、会社自身をモノ化する作業。

今後、インフレ時代が到来したなら、一層顕著になることだろう。

M&Aのデューデリに該社およびステークホルダーの【豊かさ】という項目をいれてみよう(笑)。

 

【豊かさ】の解剖:

豊かな社会にはデザインが進展する。美しいと豊かさ。

人生は内面から創る美学である。自分自身を彫刻している日々の所作。

ヒトは美しく年をとらなければならない。

美しいことは魅力であり、魅力があるから美しい。そこに人間性が横たわる。

虚偽や怒りや争いは存在しない。否、しないはずだ~

内部告発制度、悲しい制度である。責め合う、擦り付け、適当に繕う企業風土とは無縁でいたい。

 

年中裁判をやっている会社がある、裁判量ランキング。

利益を追求するあまりに社員の満足度が乏しい会社がある、社員満足度ランキング。

(弊社も怪しい、これは改善余地多大(;^_^A))

お金で入社するとお金が原因で退社する。お金以上の企業の魅力を挙げてみよう。魅力度ランキング。

社会貢献度ランキング、環境意識ランキング、、

などなど

 

隠れた・見えないところの美を追求することで磨きがかかり、本物に近づく。

時間をかけてコンプライアンス教育をすることよりも、ヒトの美はどうあるべきか、こうした基本が原理原則となって、

企業遺伝子となって、経営を運ぶことになる。

 

社員にはプロ意識を涵養したい。

お客様のために、目的にフォーカスしてきっちりプロの仕事をする。

 

 

成長:ほどほどが良いですよ~

相変わらず、恰好をつけています(´∀`

へへ($・・)/~~~

 

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風土遺伝子

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誰かの役に立ってはじめて「自分の存在意味」がでてくる、ちょっと、恰好をつけたかもしれない。

 

このスタンスを軸にもっているつもりだが、そう簡単ではない。

いつも私的な欲望や願望がチョロリと顔をだしてくる。($・・)/~~~

 

だから、点検が必要になる、チェックポイントは何か?

「相手の立場なのか?」、「公平なのか?」……

 

出身地の作家ということで、三浦綾子さんの代表作である「氷点」、「塩狩峠」を休日に読んでみた。

ちょうど、名寄(高校時代)から旭川(今の実家)の路線が舞台であり、地名とか季節とか、言葉づかいが肌で分かった。独特の歴史風土が共通の環境にあるわけだ。

 

さて、凄い創造力と描写力だと思った。随所に作家自身の実体験と詳細調査した専門用語をキラキラと散りばめて、流れとしては、丁寧で上手なものだ。しかしながら、前提が聖書のフレーズが各書籍の基盤に存在していて、そのことを伝えるための書籍になっていた。

 

こうした作家の作品の読み方は、最初からしばらく読んで、最後の数十ページを読む、そして、中火で中パッパ。こういう読書術になる。

これでもかという具合の修飾子合戦が続くとずっしり重くなるからだ。

 

で、「汝の敵を愛せよ」といったテーマで描くにしても、軽く、相手を思いやるというのとは、根本的に違う展開をシナリオ化していることに度肝を抜かされる。

もともとが深い理解の発想だからに違いない。

 

が、残念ながら凡人の「私」に置き換えることは距離があってできない。

 

やはり、軽く誰かを思いやるとか、自分の存在を確認するとか、

自己責任とリスペクトとか、そういう常人のレベルが私には分かりやすいと思った。

 

久々の読書感想でした(笑)

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