GW 学ぶ期間に最適

■GW期間に学んだこと

 

普段なかなか出来ないことを、この貴重な機会に・・・。

労働法や会社法を学び直してみました。

 

経営者ですから、当たり前といえば、当たり前。

わたしは法律脳が乏しいので、繰り返し読んでも、理解不足で、

これ株主総会決議か役員会決議か、いつも調べるレベルです💦

 

特に、コンプライアンスの問題は、しっかり頭に入れておく必要性を感じていて、

会社法960条、それにともなう、損害賠償(会社法423条)は何回か読んでみました。

下請法違反とも絡んできますから。打撃が大きいのです。

 

会社法960条は「取締役等の特別背任罪」を定める条文です。

株式会社等の役員等が、計算書類等に虚偽の記載(粉飾決算)をした場合などの「特別背任的な不正行為」に対して、

10年以下の拘禁刑または1,000万円以下の罰金(またはその併科)を科す罰則規定。

 

これ、厳しいですよね。

 

自己または第三者の利益のため、あるいは会社に損害を与える目的で、

任務に反する行為をして会社に財産上の損害を与えた場合に、刑事罰を科すルールとなります。

 

利益相反の立場で、自分のために、事実と違う処理が、会社制度への信頼を喪失させるからですね。

簡単にいうと、裏切り行為なわけです。

会社の取締役等は会社法上、特別の権限と義務をもちます。

 

そのため、会社の発起人や取締役、監査役、執行役など会社内部で重要な地位にある者に対しての法律です。

立場を利用する分、拘禁刑(こうきんけい)で10年とか1000万円ですから、重たいです。

10年刑務所にいたら自分の人生は終わってしまいます(^^;)。

 

株主や債権者、取引先などの利害関係者を保護し、会社制度全体への信頼を維持するためとありました。

 

で、恐ろしいのはここからです。

要するに、被害者の告訴で捜査がはじまるわけではないこと、企業の大小にかかわらずとのこと

 

特別背任罪は親告罪ではないため、従業員や取引先、第三者リークで捜査がはじまる。

被害者が刑事事件にしたくない場合、早めに示談が必要になる背景です。

 

詐欺と同じで発端は「嘘」です。

 

嘘をつくと段々とその先にある不正、詐欺や背任(横領)につながるような気がします。

 

情報のファクトチェックも大切ですが、自分自身、嘘をつかない信念が基盤にないといけない、

 

この法律を読み直して、つくづくそう思った次第です。

あとは、詐欺の免疫学、学問的に虚偽や嘘を見抜いたり防止する科学の発展を期待したいです。

一つだけでは多すぎる

🔳ひとつだけでは多すぎる

作家、ウィル・キャザーの言葉

「ひとつだけでは多すぎる」

ひとりでは多すぎる、ひとりでは全てを奪ってしまう

恋人のはなしはさて置き、

単一に全てを捧げると失ったときのダメージが大きすぎる、こういう話である。

 

 

弊社の事業はいくつかのセグメントに分かれている

「わかりづらいとか、どうして?」

こう質問をうけることもある。

 

で、

「社会環境でひとつがダメになっても、他がよければ会社は成長できる」

これが、ギャザー的な返答だ。

 

事実、建材販売からスタートした事業だが、モノが高い安いだと、買い手とのつながりが薄く、

ネットが主流になるとすぐに廃れるビジネスモデルだ。

 

もちろん、抵抗はするのだが、その寿命を知ってのことで、

ピークを迎える前に新規事業を派生させる必然があった。

 

そこから、IT、設計支援、リノベーションと、業務土俵は住宅・建設だが、

事業テーマとしては派生した内容を新規育成してきた。

 

ターゲット市場を課題別に業務工程と対象市場をマップ化して、

飛び地にならないマトリックスで連続性をもたせ、

半自動的にソリューション営業ができるように考え、拡大を図ってきた。

 

5年で一つの関連事業をテイクオフさせて、化合・接合していく。

ここでシナジーが発生、付加価値として吸収する、

こういう作戦だが、そう簡単には問屋は卸してくれないのが常、笑。

 

ひとつだけでは多すぎる、この答えは、不況や社会課題に直面したときにわかるはずだ。

栄枯盛衰、かならず、厳しい節がやってくる。

早期発見の重要性

🔳早期発見の重要性

雑誌を眺めていたら、ずいぶん前に2度ほどお会いした方が掲載されていた。

「伊藤正裕さん」。

ヤッパの時代だったか。

新規事業企画で当時わたしが所属していた会社に来訪されたときのことだ。

いまは、ZOZOを経てパワーエックス。

相変わらず、パワフルでアイディア実行全開のご様子。

問題課題が悪いのではなく、早期対策がないのが問題との話。

現代は、病が早期に発見されることで健康を取り戻すことができる時代です。

私も健康には注意を払い、定期的に診断・予防を実行しています。

 

この点で、「経営」も実は健康と同じと考えています。

 

問題点を早期に発見することで、関係者の明るい未来を作る仕事が経営者・取締役業なんです。

 

で、問題点は月々の勤務実態や決算数字変化に内在されています。

 

さらに言えば、内在を外在化して、【なぜ、そうなったのか】、その背景を確認して是正しなくてはなりません。

結果を見るための月次決算ではなく、未来を見るための月次決算にしたいわけです。

 

因果の原因部分はそこに在るのです。

 

計画乖離、粗利率の低下、残業時間の変化、お客様とのやり取りの丁寧さ、などなど、常々確認しなければなりません。

ボケーッとして見てはいけないのです。疑って疑って数字をみて、関連性を考えて、社員の顔を浮かべて……。

 

もちろん、良い変化もあります。

お客様からお礼のお手紙をいただいたり、感謝の言葉が増えているとか、です。

応募者が多く、社員がどんどん増えているとか、そういう変化です、

 

悪い変化の背景には、不満が多く、油断とか怠慢がそこにあり、さらに管理の未熟さが存在しています。

 

人の「心」の部分が影響・顕在化してくるのです。

 

毎日の出退勤やSlack日報の中に「心」の部分を垣間見ることができます。

 

特に、上位者が自己本位な行動をとると、いずれ経営に影響が生じてきます。

上意下達が遮断されてしまうからです。パイプの詰まりです。

 

日々、相談や報告が途切れていると、経営計画と結果の齟齬が生まれることが想像に難くありません。

 

人は言動が変わらない限り、分かったにはならない。

また。人を責めても、なかなか良い結果は残らないことが多いので、

何度も言動を確認して、あるべき姿への是正を徹底していかなければなりません。

 

併せて、自分自身を戒め学び改め、己を成長させるのが、【経営】とのことになります。

商道徳

■商道徳

社会人として、ヒトとして守るべき行動規範、礼節、マナーを道徳という。

この規範は企業においては、コンプライアンスに近い概念だ。

 

「ずる賢い人」が勝利者となるのか?

答えは、「ノー」。

賢く正直な人が生き残り勝利者となる。

「ズル」「狡い」は自殺行為である。

 

簡単にいうと「やってはいけないこと、ダメなこと」。

例えば、嘘をつかない、ヒトを騙さない……。

こんな小学生にいうようなこと。あ、間違い、政治家にもね。

理由は、企業も個人も「信用」がもっとも大切で、基盤となるから。

「信用」は誠実に時間をかけて積み上げるもの。

借入できる、できないも「信用」がないとね。

・手段を選ばない。

・法やルールの隙間をぬって穴をつく。

・自分の利益のみを考える。

・他人を利用して自己本位に稼ぐ……。

こんな姿勢をいうのだと思う。

そんな痛く辛い目にあったときは、

「他山の石」として、自身の襟を正すしかない。

年度末

■年度末

3月決算月の企業において3月はやるべきことが集中する月になります。

期初計画通りの決算で着地できるかどうか?

来期の昇給昇格、来期計画とその根拠固め、採用計画、組織変更などなど。

 

良い会社は、着実な黒字化・事業進展ができます。

売上高営業利益率で10%ぐらい。

重要なのは収益の進展です。

 

この拡大利益が担保となって給与改定や昇進が決まります。

雇用促進にもなります。

簡単にいうと、企業は収益で成り立つ共同体です。

 

昇給昇格の根拠は、「お客様の評価」です。

ですから、お客様にヒアリングいたします。

弊社の●●はどうですか? ご不便をおかけしていませんか? などなど

 

以前の会社で「相互評価制度」というのがありました。

これは社員同士がお互いを評価し合う制度でした。

もちろん、うまく機能しません。

 

その前の会社で「目標管理制度」というのがありました。

年度初めの個人目標に対して、年度末に評価するものです。

これも目標設定の曖昧さ緩さから、機能しませんでした。

むしろ、企業体そのものの屋台骨を揺るがす制度となっていました。

 

わたしの考えでは、評価はあくまでクライアントである「お客様」です。

ここで評価されることで、個人の単価改定につながります。

また、企業としての信用を得ることもできます。拡大の源泉です。

人によっては、お客様の評価に対して、そんなはずはない、誤解だという方もいらっしゃいます。

そんなはずがあるのです。

お饅頭屋さんなら、売れなくて倒産です(笑

 

変えられるのは自分たちです。お客様を変えようという視点が間違いです。

たとえ、悪い評価となっても、それを一時的な評価として、改善・リカバリーして初めて企業は強くなります。

 

年度末に毎年思うことです。

常に変化を診る

暑い夏が続くと、このまま寒くならないような錯覚を持ってしまう。

状態の継続性というバイアスが脳に浸み込むのは「気候」だけではない。

だいたいが、今の状態が続くことを前提に物事を判断してしまう。

大いなる誤解は「茹でガエル」とも評されている。

 

株式市場、しかり。

企業経営、しかり。

……。

 

常に先々発生する可能性のあるリスクを考える。

軸足を一方方向に置かない所作が重要だ。

 

国民年金をあてにする時代は随分前に終了している。

自分の老後は自分自身で設計し、運営しなくてはならない時代(国家)(-_-;)。

 

60歳定年が65歳になり、いずれ70歳になるだろう。

何も国家の社会保障・福祉政策の問題だけが定年を延期させる要素になっている訳ではない。

医療の発達も手伝って、老人が元気なわけだ。元気にもかかわらず、クルーズで世界一周する資金がない。こうなると、働くことが健康維持のもととなる。

その健康が基盤となり、労働人口の変化をもたらすことになる。

 

私の小さい頃は、60歳で定年になって、70歳ぐらいになると、終の棲家を意識して、人生の終わりの準備をする。

そんなイメージが強くある。

そのせいで、老人のイメージが定年と重なっていたものだ。

が、この「定年」と「老人」が袂を違えたのは、つい最近だ。

お金と教育水準の相関関係同様に美容(若返り)もお金(手入れ)と気持ち(陽気)との関係のように思えてならない。

 

企業経営のリスクは企業の体力との関係でもある。

大きな企業が体力に勝っていると思いがちだが、これも違う。

東芝だっておかしくなる時代だ。

経営は月次の数字変化を重ねてみることで状態が即座にわかるから、面白い。

 

「変化」を診る。

健康維持も企業経営も同じだ。数字の変化に状態は現れる。微分と積分。

仕組みとスキル

売上を伸ばすことは、「攻め方」「仕組化」の二つかと考えている。

前提として、主なチームメンバーは、共通情報として、月次の売上目標を理解していて、

おなじ方向で努力していることだ。

部門長だけが目標を持っていてもダメだ。目標達成はできない。

 

で、目標達成のために、何をするのか?

ここだ。

 

(1)売上額と相関のある項目を探す

(2)その探し当てた項目の拡大にシンプルにポイントを絞って、施策を展開する。

(3)月次の予想を相関から、回帰分析を持ち出し、

X値から売上予想求める、それの出来具合でさらに施策をうつ。

 

例えば、人数が増えれば売り上げ拡大になるのか、月次のアクセス数が拡大と正の相関があるのか、

入札数なのか、広告宣伝費なのか、営業日なのか、生産性なのか、自動化なのか……。

まず、相関の強い項目を探し当て、その拡大に的を絞って資本を投下する。

 

属人的な勘や成り行きや単なる前年+%では、話にならない。

根拠がないからだ。根拠というのは、相関や分析のなかに存在する。

回帰のなかに、予想値がいる。

 

オペレーター仕事は、刹那的だが、目標達成思考こそ、【考える】仕事になる。

 

こういうアプローチをPDCAで回す、そんなことを基本にした経営にしたいものである。

 

頭で弾く「DOE」

株主資本配当率DOE:Dividend On Equity ratio)企業が株主(自己)資本に対してどのくらい配当を還元しているかを表す指標だ。

 

配当性向というのは、その年度の純利益から、どのくらい配当に回しているのか?

30%ぐらいが適切という、内部留保や投資も重要だから、そんな感覚だ。

配当性向は、あくまで、その年度に閉じた指標である。

 

DOEとなると、自己資本・純資産に対して、どのくらいの割合で株主配当に回しているか?

似ているようで少し違ってくる。大企業の多い東証プライムあたりで、3ぐらいが多い。

 

例えば、その年の純利益が3000万円だったとする。

で、自己資本が15000万円。発行済み株式数が1500株。

 

これでいくと、

配当性向を30%とすると、3000万円の30%で900万円が配当原資になって、900万円÷1500株で、一株あたりの配当額が「6000円」になる。

一方、株主資本配当率となると、

配当総額÷自己資本だから、900万円÷15000万円になり、6%がDOEになる。

どっちが聞こえがいいか、当然、DOEだ。

 

株価を置き去りにしてしまった。未上場だと、若干つまらない議論になるが、自己資本÷発行済み株式数で、1株、10万円としよう。

10万円の投資で6000円とのことだから、こちらも、たまたま6%。年利だ。

 

ROSでいうと、また、違ってくる。

経常利益÷売上高 だから、純利益は税引き後なので、税金や特損(利益)を考慮しているが、税前で4600万円の営業(経常)利益としよう。

売上が10億円。したがって、ROSが4.6%だ。

これも業態によって、数字が変わってくる。卸などは、3%ぐらいだ。

 

 

せめて、ROSは10%にしたいと考える。

そんな数字で経営をはじいている。

たとえば、

10億円の売上で営業利益を1億円。

ROSで10%、純利益が6000万円程度。

配当性向を30%として、配当総額が1800万円。1株配当で12,000円

DOEでいうと、自己資本が2億円ぐらいになるので、自己資本利益率(ROE)が30%。

ROE×配当性向(30%)でDOEは9%。配当総額÷純資産でも、もちろん、9%

やっぱり、DOEが聞こえがいい。株価も上がっているけど、投資利回りとしては、グリコだから、

嬉しい投資になる。

ま、こんな経営を目指している(笑)。

マーケット

◇日本の電気代値上がり状況

G7のなかで4位だって。

1.イタリア

2.イギリス

3.ドイツ

4.日本

5.フランス

日本は31%アップ!!!

当然、ガソリンもガスも上がっている。

ヨーロッパ、ロシアからのガス供給が止まっていて、オーストラリアの影響も受けている国々と堂々と渡りあるかなくても(;^_^A

家計に響きます、う~ん。

 

◇中国で日本への旅行が解禁

コロナ前の水準で80%の状態の旅行者

意外だけど、この方々が日本でカードを使うと、

カード会社は損失がでるらしい。0.7%赤字になるとか。

 

◇わが社の関連ニュース

・住友林業の米国販売が好調

米国市場の売上を70%としている該社はドル高も手伝って、堅調!

・三栄建築設計をオープンハウスが買収

買い付け額に寄せてます💦

シナジーがでるといいですね~

 

◇為替と不動産

中国の不動産はひどいことになっている。

為替もひどい(元安)。

日本はどうか?

トヨタ好調、為替を125円で計算してるらしい。

でも、今日は146円。黙って差額分が上振れの可能性を残している。

商船会社も円安で好調だけど、長引くアメリカのインフレ頼みの為替

日本の不動産も過熱感が終わらない。

不動産含み益と言えば、倉庫会社や電鉄会社だ。

三井倉庫は堅調、羽田周辺を考えると京急だ(笑)

 

マーケットを学ぶと経営に随分と役立つ。

学ぶことが多いですネ♪(^^♪

 

のれん代

■のれん代

 

昔、痛い目にあった科目である。

 

ある企業の財務評価で「のれん代」の大きな金額に驚いた。

この会社は「国際会計基準(IFRS)」を採用しているので、償却しなくてよいことになる。「日本の会計基準(J-GAAP)」では償却対象である。

償却期間も20年より、短いことになる。

 

そもそも、のれん代とは、M&Aで会社を取得する際に対象となる企業の自己資本額とM&Aで提示した金額の「差額」を意味する。

子会社化(M&A)にするとき、国税庁が示す清算価値に対し、付加価値部分(ブランド)を積み増し、多額の資金を投じたことになる。

 

つまり、ここで言う「差額」は、無形資産部分のノウハウや人材や顧客リストなどである。

償却をしないにしても、その投資効果がない場合、減損会計の可能性を残しているように思える。

大分前だが、妙に、上値を取れずに売手圧力がかかったことを思い出す。

効果のない投資が税務的にひっかかるわけだ。で、私が痛い目にあったのは、それが原因で倒産した会社があった。

 

さて、財務諸表を詳細にみるようになったのは、

大竹慎一氏の書籍を読み漁ったころからだ。

分析型のリサーチである。自分の性格に合っていると思ったからだ。

企業経営が堅実になっている背景でもある。