■幸せ、即、台所
作ること、食べること、話をすること。
「健康」って口から、と考えると、幸せな暮らしは台所(キッチン)にある。
できれば食材は新鮮な地産地消。
台所で、ご近所の旬をデザインする。あるいは、畑から採った食材を。
匂いと音がある。まな板をトントンする包丁。ご飯が炊けるたん白でシューと音を立てる蒸気。炙られるスパイシーな香り……。毎日、家族のために、自分のために動かす手。窓から入るそよ風。
皆さん、台所の工夫、必ずありますよね!!
まず、フライパンをしまう(収納)タイプ。
いやいや、使い易く大きさ別に、しかも鉄製のフライパンをぶら下げるタイプ。
魅せる台所より、自然に作ること(手順と作業)を大切にした台所は料理家の台所だ。
これナチュラルタイプ。清潔感があり、それでいて、使い込まれた道具が並ぶ。調味料も馴染のものだ。よく使う乾物食材の瓶がならぶ……。まだまだあるかもしれない。
「気が弱い女性なんていない」、こう言われたことがある(笑)。
確かに……。
男はもともと優しいから、しっかりした「意志」を身につけなればならない。
女はもともと強いから、優しさを身に着けて欲しい。そのとき、思ったものだ。
だが、今や、男も女も強いも弱いも、優しいも厳しいも、台所に立つ。
台所に立って所作する、美味しい料理は家族を思う気持ちから生まれる。家族の健康のために、出来るだけ化学調味料や添加物が少なく身体に優しいものを、発酵系を織り交ぜて身体のもとをつくる。野菜は鳥の囀り、お日様の力、隣の花の美しさ、これらを含めて食する人間に必要な土の養分をもたらす。お魚やお肉やお豆や雑穀などもそれぞれ役割がある。
火はどうだ。浄化作業だ。土鍋は最高の贅沢。たくさんの旨味の調和と作り手の気持ち、美味しさ(美しい味)の圧縮作業だ。
結局、煮る、炒める、揚げる、炙る、蒸す。縄文の昔からそうだろう。
食器だって、陶器、ガラス、磁器……。地域で焼かれた素敵な器。笹の葉っぱだっていい。
そして、盛り付け。
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美味しい食事(ご飯)とは、これらの総合的なハーモニーだ。家具もいれよう。テーブルを覆う生地のデザインもいれよう。そうそう、照明もね。
大切な家族の命(健康)を支える台所(キッチン)は、家の真ん中に位置する。
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