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建築家GIO PONTI、ご存知ですか?

ミラノ中央駅の横にそびえるのが、GIO PONTIらの設計のPIRELLIタワーです。実物も撮影しましたが、アップは模型の撮影写真にしました。

1956-1960年の工事です。

現在では、州の機関がビルを使用していて、最上階は会議室になっていました。ミラノで最も有名なシンボルであり、ミラノ市内が一望できます。訪れた日はとても陽射しが強く、最上階は暑かったです。

60年以上前の設計になります。時代的には、日本でいうと霞が関ビル的な存在でしょうか。この建物の建築は、霞が関ビルの少し前になりますが、、、。

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PIRELLI 模型

 

途中大規模な改築などもあったようですが、最近でも空調や窓などの改修工事が進んでいて、少しずつ現代の建築技術が追加されています。

構造的には中央部分にエレベータ群を集め、左右の負荷を軽減させるような構造になっていました。外からみてもユニットが分かるような鉄筋コンクリートづくりです。

デザインは、見ての通り、とても美しいデザインです。最上階でワインと軽食でアペリティーボできる人々が羨ましい限りです。

GIO PONTIと言えば、下の写真の椅子が有名です。とても軽い素材ですが、ご覧のとおり、美しさに溢れたデザインです。また、ミラノカラー、イエローを基調とした外壁などの原点の建築家になります。

食器などのデザインも手掛けています。

 

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展示会での食器など

食事が楽しくなるような食器です。このようなお皿にミラノの美味しい郷土料理、そして、ワイン、いいですね!

 

フォークやナイフもとてもシャープで繊細なデザインです。展示会では、雑誌Domusの表紙の絵がとても多様で楽しく拝見してきました。

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原点となる椅子

 

さてここで、GIO PONTIの名前から、Molteni&Cのアームチェアーを思いだされた方も多いと思います。このチェアーは、本当にゆったり寛げるデザインの椅子です。

Poltrona(ひじ掛け)のイメージぴったりです。

 

 

 

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