2019ミラノサローネ視察

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「2019 Milano Salone」

好評だった2018年のミラノサローネ視察についで、2019年のツアー企画を作成いたしました。ご確認ください。サローネのテーマとしては「照明」ですが、ミラノの街がイベントウィークになります。ですので、ファッションや車、家具、キッチンなど、テーマに限らず楽しむことができます。

2019サローネ企画のポイントは、弊社と提携している家具メーカーのショールームの見学を含めていること、また、現在のイタリア首都はローマですが、それ以前の首都であるトリノを訪問し、イタリア文化・歴史に触れて学びを深めることを考えています。

トリノと言えば、サヴォイア王宮遺跡、フィアットのお膝元、映画やエジプト博物館といった博物館美術館が多くあり、サッカー・ユヴェントスの本拠地、また、イタリアカフェ発祥の地、さらにピエモンテワイナリー(バローロなど(2017年はフランチャコルタでした))への移動も容易との好立地な場所です。

是非、ご参加いただき住宅設備や家具、さらにはイタリア文化を視察して頂きたいと存じます。既に参加を表明している方も複数いらっしゃいます。早めに企画の決定を図りたいと考えております。ご協力ください。

ご希望の方はご連絡ください。先着順になります。

10名程度の参加で実施しようと考えています。何卒宜しくお願いいたします。

●日程:2019年4月12日(金)~4月18日(木) 5泊7日
往復 アリタリア航空 ミラノ直行便
●訪問都市:ミラノ、トリノなど(案)
●視察候補:ミラノサローネRoh展示会場、
Fuori(トルトーナ地区、ガリバルディ地区など)、
トリノ(またはフォッリ)家具メーカーショールームなど
●募集人数:12名(ご夫婦でのご参加も歓迎いたします)
●概算費用:お一人様 30万円程度(通訳・ガイド料金込み)
●一次締切:2018年12月末
●航空券(エコノミー)のアップグレード、ホテルの一人部屋は追加費用が発生いたします。
※問い合わせ先:北上、志村、樂満

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Castello Sforzesco

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イタリアミラノに行ったら、立ち寄りたいのが、ここスフォルツエスコ城です。

古いミラノにある城塞です。ミラノの名家ヴィスコンティ家にまつわる居城になります。

中庭がひろく、ここで戦いの訓練をしていたとのことです。

今は、博物館・美術館になっています。ミケランジェロの最後の作品「ロンダニーニのピエタ」もあります。

訪れたときは、レオナルド・ダ・ヴィンチの壁画は修復中で観ることができませんでした。

もともとの形は星形の大きな建造物だったようですが、いま残っているのは、その頃の規模に比べると四分の一ぐらいのようです。

外壁の堀には無造作に当時の戦いのときに使っただろう、玉というのか、大きな丸い石がありました。大砲はなかったでしょうから、これを板にのせたり、網などで落石させて攻めてくる敵を倒したのでしょうか?

ただ、歴史的に博物館の中には、古い銃がたくさん保存されていました。これなどはナポレオンとの闘いのときに使われたのかもしれません。

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照明

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おしゃれな照明ですね。

この写真は2017年のミラノサローネのときに撮影したものです。

照明となると、キッチンのように日々生活のなかで接する(使う)ことが少ないので、ヒトとの関係が希薄なイメージを持ちますが、実際には毎日の光として、身近に感じています。

特に、照明のデザインは住居にとってとても大切な要素です。ベネチアガラスも綺麗ですが、液晶系の素材をたっぷりと使って曲面を上手に加工するテクノロジーも素材は固いのに柔らかさを演出します。

間接照明の使い方次第で、空間がとても大きく見え、また、立体感・奥行がでてきます。昔はオレンジ系のLED無かったりしましたが、今では、テープ照明できれいに演出できます。進歩していますね!

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外壁の美しさ

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街の風景

ミラノの街を散策すると幸せな気持ちになります。それは、石畳、出窓から顔をのぞかせる統一感のある花々。そして、窓の美しさ、屋上の樹木、外壁の鮮やかな色のせいです。

 

写真などはミラノカラーが入っていませんが、とてもバランスの良い色調となっています。

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この写真はどうですか?

スライドするシャッターの木目、青い空をバックに屋上の植栽がまるで帽子のように踊っています。綺麗ですね。

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屋上だけではありません。

足もとの花も柔らかい布でくるまれて、通りの人々を優しく包みこみ安心を与えてくれます。

 

 

 

さて、日本の風景も負けていません。昨年、宮島にいったときに撮影した写真です。朱色がなんとも言えない美しさですね。

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P1010700日本の建物も本当にきれいです。

大きな梁の組み合わせ、ノミの技術。

そして、素材に竹や銅などがはいっていると、職人さんの技術が光ってみえますね。

 

 

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GIO PONTI

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建築家GIO PONTI、ご存知ですか?

ミラノ中央駅の横にそびえるのが、GIO PONTIらの設計のPIRELLIタワーです。実物も撮影しましたが、アップは模型の撮影写真にしました。

1956-1960年の工事です。

現在では、州の機関がビルを使用していて、最上階は会議室になっていました。ミラノで最も有名なシンボルであり、ミラノ市内が一望できます。訪れた日はとても陽射しが強く、最上階は暑かったです。

60年以上前の設計になります。時代的には、日本でいうと霞が関ビル的な存在でしょうか。この建物の建築は、霞が関ビルの少し前になりますが、、、。

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PIRELLI 模型

 

途中大規模な改築などもあったようですが、最近でも空調や窓などの改修工事が進んでいて、少しずつ現代の建築技術が追加されています。

構造的には中央部分にエレベータ群を集め、左右の負荷を軽減させるような構造になっていました。外からみてもユニットが分かるような鉄筋コンクリートづくりです。

デザインは、見ての通り、とても美しいデザインです。最上階でワインと軽食でアペリティーボできる人々が羨ましい限りです。

GIO PONTIと言えば、下の写真の椅子が有名です。とても軽い素材ですが、ご覧のとおり、美しさに溢れたデザインです。また、ミラノカラー、イエローを基調とした外壁などの原点の建築家になります。

食器などのデザインも手掛けています。

 

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展示会での食器など

食事が楽しくなるような食器です。このようなお皿にミラノの美味しい郷土料理、そして、ワイン、いいですね!

 

フォークやナイフもとてもシャープで繊細なデザインです。展示会では、雑誌Domusの表紙の絵がとても多様で楽しく拝見してきました。

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原点となる椅子

 

さてここで、GIO PONTIの名前から、Molteni&Cのアームチェアーを思いだされた方も多いと思います。このチェアーは、本当にゆったり寛げるデザインの椅子です。

Poltrona(ひじ掛け)のイメージぴったりです。

 

 

 

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Bosco Verticale

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Bosco Verticale(垂直の森)

圧倒されますね!

実際の建物を見ていると、ずっと同じ姿勢で上を向いていたため、首が痛くなるぐらい圧巻でした。

ミラノの中央駅からGIO PONTI設計のPIRELLIを見学。その足でBosco Verticale(垂直の森)まで歩いてみました。日本では到底法規的に難しいバルコニーがぐっと前に突出し、そのにスペースを利用して森がところ狭しと生い茂っています。

建物と植物の共生・共存そのものです。

ミラノ工科大学の教授いわく、地元の人々の住民は少なく、中東の人が多く住んでいるとのこと、この植栽を維持するだけで、かつ、シンボル的な存在を金額に換算すると、マンション価格は、高額にならざるを得ないのだろう。

家の中から見る風景を想像すると「森」と言われる所以が眼に浮かぶ。

建物に近づくと上から水が滴ってはきた。散水なのか、漏れなのかはともかく、水の処理の難しさ、樹木の根の力を考えると、さぞかし建物のメンテナンスは大変だろうな、、、、感動感激の一方で率直な感想でした。

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このバルコニーの出を見てください

このビルの外壁タイルを作成した企業も訪問しました。

施工、とても大変だったようです。しかし、さねやコーナー役物は見当たらず、コーナーは、90度で勝ち負け納めという、日本ではちょっと信じられない要素もありました。

一度は行ってみたかった、垂直の森。面白かったです!

 

 

 

 

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