常々心がけていることの一つが公平性である。
これ、一口にいうが実は簡単ではない。
取引先価格の公平性、提供サービスの公平性、社員評価の公平性などなど、公平性をキーワードにいくつかの対象が存在する。
評価でいうと、公平な評価が不公平に見える可能性があるから、簡単ではない。
取引先価格でいうと、少し値引きすると買ってくれそうだと、心に迷いが生じることがある。
目先・直近に弱いのがヒトである。
ガラス張りの評価がセットでないと、公平性は担保されない。
評価というのは主観的な要素に満ちやすい、特に直近の出来事が尾を引くことがある。
長く評価者をしているとなるべく、発生した出来事や数字をメモしておき、係数で処理するように心がける。公平な評価というのは評価制度の確立が大前提かな?
会社規模、組織、評価制度と進めていく過程。
では、個人の目標管理はどうか?
社員暦や立場によっても目標が異なるが、この目標管理も厄介。
言い換えると目標設定値の適切さが難しい。
甘く設定した社員の評価が高く、チャンレジする社員の評価が低くなったら、破綻だ。
相対的な貢献度のモノサシ、さてさて、、、。
貢献した時には貢献した賞与を支給し、ダメなときは、平均以下の賞与となる。
要素がわずか三点。会社の業績、事業部の業績、本人の達成度。
この三点の掛け算なのだが、
会社の業績は、事業部の総和。したがって、事業部と本人の係数のみの世界になる。
公平性は、あらゆるところに登場する。
取引先に対する売価などは、ルールのもとで一定である。
あの会社が安くて、この会社が高いというのは、一時的な条件下以外では存在しない。